アルファ建築設計室

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2019.07

元保育所

園長と所長が相談して、園長の要望を聞き取り、建築・法令上おさまるようにそこにプラスαした。

床の素材に+α

  1. 天然木材━園内
  2. ウッドチップ━園の前
  3. 砂━運動場
  4. 土━運動場
    この組み合わせが、子どもたちの足から、色んな感触を得て、成長
    →ストレス発散にも繋がる。

家では、畳やフローリングの感触であるが、ここでは、多様な感触を経験できるように。

給湯器に+α

通常水であるが、プラスαにより、給湯器が至る所ある。
子どもたちは、どろんこになると頭から全身どろだらけ
→水は寒すぎるため、温水を使えるように工夫。

光・風に+α

採光良好
冬は暖かく気持ちいい
南の海から吹く、風通しがよく、気持ちいい
北の山から吹く風も、程よく冷えて、気持ちがよい

廊下に+α

ここで、園児が歩行練習に最適な直線
ハイハイもされる場所
土地の形状を建築に利用して、子どもたちの成長の場。
雑巾かけには、長すぎるが、ここが絶妙なストレート

オープンテラスに+α

開放的で、テントの開閉ができて、雨でも外の空気を満喫できる。
床の素材がまた、園内と異なり、刺激を変える
更に、教室と教室のわたり通路にもなり、多様的に活躍
この場所で、光・風を感じて、子どもたちに成長をうながす

園情報

  1. 入園待ち園児がいる人気保育。
    周辺の保育園は、即入園できる。
    問合せがあり、園長の理解ある振る舞い・親目線の育児と建物の明るさ・暖かさが、人気の秘訣。
    園長は、入園希望の園内見学にも、柔軟に対応して、園内の建物・育児の様子を見て、親子さんは、即決する方もいるほど。
    活気のある園長と建物で、未来の室戸を担う子ども達を送り出しているそこには、所長のプラスαも活かされている。
  2. 機能型保育園
    園長は、上記の取り組み以外にも、多機能型保育園の活動をしている。
    保育園を基盤に、保育以外に、親子とのコミュニケーションの場を作り、親のケアーにも従事して、親子で成長できる環境を促している。
  3. 先生をケアする専門家 来場時
    この保育園は、問題ない。
    建物の環境と先生といい、ストレス緩和の仕組みがあり、素晴らしいとのこと。
  4. ブランコ・ハンモック
    これが、子どもが一人になれる場所で、ストレス緩和にもなる。
    園長が追加された。